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2008年10月13日 (月)

右脳人間、左脳人間

 昨晩、NHKスペシャル病の起源という番組で「読字障害」という病気が扱われていました。先週は腰痛を扱っていたのですが、いつ頃から人間に腰痛が出現したのか、様々な方向からアプローチした面白い番組です。
 「読字障害」とは、言葉を聞いたり、喋ったりする事は不自由なく可能なのですが、文字を書いたり、読んだりすることに不自由があるといいます。僕自身、初めて聞いた概念です。実際に読字障害を抱えた考古学者、建築家の方が取り上げられており、文章をコンピュータで読み上げてもらわないと理解できなかったり、簡単な漢字でさえもなかなか書くことができずに苦労している様子が映されていました。
 「読字障害」では視覚、聴覚など様々な感覚情報の統合中枢である39、40野の働きが低下しており、文字として視覚的に入ってきた情報を音に変換することがうまく行っていないことが示されています。いわゆる、言語領域である、Brock領域、Wernicke領域は割と古い時代に発達してきたのに対して、39、40野は石器時代、アウストラロピテクスの時代に発達して来たのだとか。文字の使用、普及ともに39、40野の発達障害が病として出て来たのだというものでした。
 読字障害の方は言語中枢がある左脳の働きが十分でないために、文字を読む時に右脳も発達しているために、立体の認識が速い傾向があるのだとか。そのために、建築家としてデザインする能力に秀でていたりする様です。

 そのテレビを見ながら、右脳人間、左脳人間について話題になったのですが、左脳は論理的な思考を司り、右脳はイメージ的な思考を司るというのが一般的です。さて、数学が出来る人に代表される理系人間は右脳人間なのか、左脳人間なのか?男性、女性はそれぞれ右脳左脳のどちらが強い傾向なのか?など。そして、アケさんは「男性は右脳人間、女性は左脳人間」と、私は「いやいや、男性は左脳人間、女性は右脳人間でしょう」と。アケさん曰く、「数学が出来る人は一つ、一つを論理的に考えている訳ではなく、数や図形をイメージとしてとらえることができる右脳人間だ」と。私は「いやいや、数学の様な純論理的な思考が出来る人は左脳人間でしょう」と。でも、確かに、図形や数字などを何となくイメージとしてとらえているのも確か。「それに、男性は比較的地図を読むのが上手だったりするでしょう、それに対して女性は地図を読んだり、空間を認識するのが下手な人が多いでしょう?だから、男性は右脳人間の人が多いんだよ」とか。確かに、そういわれてみればそうです。ネットで検索しても二分しており、結局、議論は平行線をたどって、結論をだすことが出来ませんでした。
 右脳人間、左脳人間、あるいは理系人間、文系人間という捉え方が、少し時代はずれなのかもしれませんが、自分は理系人間のつもりであるのだけど、一体右脳人間なのか?左脳人間なのか?どうでも良い事かもしれませんが、疑問です。

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